世界で6番目の面積(日本の22倍)を有する国オーストラリアは、大きく6つの州で構成されています。人口は約2,500万人。一人当たりのGDPは約4万米ドル。イギリス、ニュージーランド、中国、インド等からの移民を中心に、多種多様な文化が混在しています。
現在200以上の多民族的背景を持ち、国民の4人に1人は海外生まれという世界屈指の多国籍国家となっています。
国の経済を支えている産業は、(1)観光、(2)石炭や鉄鉱石などの資源、そして(3)留学生をターゲットとした教育です。農牧やエネルギー資源など一次産業のイメージが強いオーストラリアですが、現在は観光を中心とした三次産業(約7割)が国の経済を支えています。

今回はkaplinkの不動産プロジェクト視察のため、オーストラリアの南に位置する主要都市メルボルンを訪問しました。

メルボルンは、シドニーに次ぐ人口の多い都市で、エコノミスト(EUI)の調査で、2017年まで7年連続で「世界一住みやすい都市」一位を獲得。
オーストラリアでは早い時期に開発された都市で、古い建物が多く残されています。新しい高層ビルも多く建っていますが、古い建物を上手に生かしながら開発を進めており、新旧の共存が図られています。
また、都市の中心を流れるヤラ川の景観を大切にしながら、随所に公園などのスペースが配置され、自然の多い美しい街並みが保たれています。

オーストラリアは移民の受け入れで人口を拡大しており、2060年までには4,000万人を超える推計で人口が増加しています。その中でもメルボルンは人口の増加率が最も高い都市となっています。

 

<ホテルの窓から見たメルボルンの街>

<メルボルン市街地>

<飲食店の立ち並ぶ一画>

 

11/17 Sat 【Kaplink不動産視察】

前日の夜中にメルボルンに到着し、初日は少し遅めのスタート。ローカル色の強いサウス・メルボルン・マーケット(以下SMM)にて、現地の生活感を楽しみながらブランチをとりました。この商業環境には、”キャッシュレス”、”アート”、”オーガニック”などの経済的で文化的なキーワードを感じることができました。

SMMは、1867年から続くマーケットで150店舗近くが出店。野菜や果物、お肉などの生鮮食材から、ワインショップや本屋、パン屋、雑貨屋、カフェなど様々なお店が楽しめます。
メルボルンの人口は、ヨーロッパとアジアからの移民で形成され、多種の文化が混合しています。イタリアからの移民も多く、オーストラリアのカフェ発祥の地として親しまれており、エスプレッソ文化が強く根付いています。お洒落なカフェも多く、何処へ行っても美味しいコーヒーが楽しめます。
ブランチには、生牡蠣とパエリアを堪能しました。スペイン外で最も美味しいパエリアを提供するレストランに選出されている”Simply Spanish”のパエリアは絶品でした。

 

<サウス・メルボルン・マーケット(SMM)>

<その場で生牡蠣を食せる鮮魚店>

<Simply Spanishにて>

 

午後は、Kaplink AUのオフィスにて、代表のkenさんのプレゼン。メルボルンは現在まで10のプロジェクト(001〜010)を提供してきました。Kaplinkは現地ディベロッパーのBarns Capitalと提携して、合計20のプロジェクトを手掛け、最終出口を証券化:REIT(リート)にする計画です。そのため全てのプロジェクトはホテルや医療施設、商業施設などの収益物件とすることがプロジェクトのテーマとなっています。

 

<Kaplink AUのオフィスにて>

<ワゴン車のチャーターで現地視察へ>

 

現在オファーしている009のプロジェクトは、メルボルンのビジネス区域で、最も交通量の多いベイサイドの物件です。30〜36ヶ月の私募ファンド(808万豪ドル)で、土地購入と既建造物の解体、建設企画を進めます。

視察で訪れた際は、市議選挙で投票のための施設として利用されていました。鉄道駅は徒歩3分圏内と交通アクセスは抜群です。周辺にはサービスアポートメントしかなく、ビジネス訪問の多いこの地域に、ホテルが不足しているため、ホテル管理を誘致しやすい案件になっているとのこと。

また、009の立地から歩いて5分程のところに新たに開発を計画している土地を視察。薬局やクリニックが連なる通りの一部を買収して、ホテルとメディカルセンターの複合施設開発を計画しています。

病院がインフラとなっている日本とは異なり、病院のベッド数が不足しているため、継続的に医師のカウンセリングが受けられる環境提供として、このようにホテルとメディカルセンターの複合施設の概念が発達しているそうです。

 

<K009のプロジェクト:一時的に投票所に>

<今後新たに募集企画しているプロジェクト>

<このようなメディカルセンターになる予定(新企画)>

 

次にまるの会の第2期プロジェクトとして募集した案件を視察しました。005のプロジェクトは10kmほど離れた2つの土地の購入とインフラ敷設、企画のための私募ファンドです。

一つ目の土地はクランボーンイーストに位置し、ビクトリア州の都市開発マスタープランの一部で、北側は既に大規模な集合住宅が開発されています。

もう一つの土地はリンブルックに位置し、住宅とドライブスルー店舗の開発計画がされています。店舗はスターバックスがテナントになることが決まっていて、来年5月には営業開始予定です。

最後に、まるの会の初期プロジェクトとして募集した004の案件を視察しに行きました。004はコーバーグに位置し、ホテルの開発計画として進んでいます。運営はIHG(インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ)に決定し、ホリデイイン として建設されます。現場には広告が出ており、開発をリアルに感じることのできる時間となりました。

 

<K005のプロジェクトを視察:リンブルック>

<K004のプロジェクトを視察:コーバーグ>

<土地の囲いにはホリデイインの広告>

 

夕食は、フレンチスタイルのオーストラリアンレストラン”IKI-JIME”にて、ユニークなコースディナーを堪能しました。カニ身のミートパイやロブスターソーセージのホットドッグなど、地域食材を使ったB級スタイルのおもてなしと、日本には出荷されていない地産ワインのカップリングに、オーストラリアらしい風土と文化を味わいました。

 

<IKI-JIMEお洒落なエントランス>

 

【3日目】Kaplink メルボルン視察ツアー(2018/11/16 – 21)