先週1月16日に、香港のJWマリオットのカンファレンスルームにて、ウォルトンのビジネスパートナー向けのカンファレンスが開催されました。

約300人を集め、明らかに最近増えているであろう中国本土・台湾からのビジネスパートナーのため、

中国語の同時翻訳ブースとヘッドセットが準備されていました。

グループCEOのビル・ドハティ氏のプレゼンからスタートし、昨年は1992年に開設された香港オフィスの25周年であった、とのことで、

香港人従業員や香港人顧客の第一号が紹介されながら、会社の歴史を再度紹介されました。

具体的部分として下記にスライドが出ましたので、紹介します。

>買収趣意書(Letter of Intent:LOI)が現在金額ベースでどのくらいあるか、というスライドです。

全ての売買が実現するとは言えないものの、それでもUSDドルベースで約3億ドル(約300億円)あまりの物件が売却の可能性があり、

それだけ買手の興味を示されているということになるかと思います。

>昨年から本年にかけての同社での戦略の変更を「ピボット(政策の転換)」と題しています。

1)会社の借入金削減による財務体質改善

2)出口戦略の強化によるマネタイズ(償還・売却の完了)

3)全国の建売業者・ディベロッパーとあくまでパートナーシップを組むことでの取り組み

が挙げられています。別スライドでは販管費の削減・業務の外注・600以上ある社内組織の簡略化などの戦略が述べられました。

>「前向きなアメリカ市場」とのことの理由の一つに「法人税の減少」があり、ジョークではありましたが、

「そのインパクトは本社をアメリカに移すことも検討したいくらい」とのことでした。

国内企業の経営環境が改善し、また同時に昨年施行された、レパトリ減税(米国の多国籍企業が海外に留保している利益や配当金などを米国内に還流する場合、税率を大きく優遇すること)で、

米国内への資金流入を促進する法律 のため、海外からの資金がアメリカ国内に回帰していくことにもなります。

これにより「Waltonプロジェクト償還強化に向かうだけの環境は整ってきた。」というメッセージが随所に出ておりました。

>アジアの代表ギャリー・トム氏のパートでは現在、台湾・UAE・タイ・ベトナム・インドまで広がった顧客層の紹介があり、

アメリカの不動産市場に対するアジア地域からの強い興味が明らかになっています。

非常にアメリカ市場に前向きな姿勢をうかがうことができ、本年に対する期待を十分感じさせられる内容ではありました。

皆さん、償還が楽しみですね。

また、ビル・ドハティ氏、ギャリー・トム氏両名とも日本での説明会に前向きであり、

ぜひ弊社でもウォルトン側と協力して開催に向けて動きたいと考えております。